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掟上今日子 観ました。 [映画 ]

遅まき過ぎるのですが 漸く。

シネマ研究会の先輩、黒羽さんによれば
掟上今日子のガッキーは 
リーガルハイの黛真知子以来
逃げ恥のみくりへと続く彼女の
女優と言う職業へのハードボイルドな姿勢に
感動せざるを得ない ということでしたので
観たかったのですが 如何せんツタヤで借りるのに
大層時間が掛かりました。
黒羽先輩の仰せの通り 掟上今日子は 
日テレが制作したとは思えない程 
野木亜希子さんの脚本がしっかりしていて
しかも原作の設定した『忘却探偵』が
この地上時空に生きる儚さ、身を斬るようなせつなさへ
容易に観る者を連れて行く頭の良さで 感動的でした。
逃げ恥の無理な設定をスクリューボールコメディとして
逆手に取る辺りも 私は プロの仕事として大いに
敬意を払って止まないのですけれど。

 忘却探偵の儚さに懲りずについていく隠館厄介くんを
演じた岡田将生さんが 素晴らしかったとも言えます。
掟上今日子なる女性が 如何なる恐怖を体験して
脳機能を混乱させ 一夜にして白髪になったかは
今のところ永遠の謎ですが 明日になれば今日のことは
すっかり忘れてしまう彼女の脳内で繰り返される
地下道疾走の映像が 繰り返され 続篇の匂いをさせて
今年辺り・・・・来るんじゃないのかなと思います。
それにしても岡田将生さんという俳優さんは
リーガルハイの時も素晴らしかったけれど
この作品にいおて 彼が厄介を演じなければ
果たして今日子の儚さを此処まで観る者に感じさせることは
無かったでしょう。
しかも十頭身だし声の質も役者として武器になる美男俳優です。
新垣結衣さんと並んでいて ハリウッド的なフォトジェニーを
幾らでもショットとして成立させることが可能でした。

そして新垣結衣さんの長台詞こなしはリーガルハイ以来続いています。
これは 彼女の意図した事ではありますまい。
事大主義な言質になってしまいますが 彼女にそうさせているのは
ハワードホークスという未来からやって来たと
言わざるを得ない存在、戦前から 映画の可能性を開発してしまう
不可思議な存在、つまるところ映画の神の為し技ではあるまいか と。

ホークスは『ヒズガールフライデー』という速射砲の如く
台詞が飛び交い台詞同士が重なり合ってしまうコメディ映画を
1940年代、トーキー創生期に制作監督しています。
誰もが長台詞などタブーだと思っていた時代にハリウッドで
ホークスはそんな常識を蹴散らし興行的に
大きな成功を収めています。
そんなホークス的な何物かに新垣結衣さんは
期せずして 愛されているらしい。
又 ホークスの影響を最も強く受けているゴダールが
ホークス的な映画として作った映画の主演をした
アンナ・カリーナにガッキーは外貌的にも似ていると
私は思い込んでるのです。
私が若い時は 夏目雅子さんがアンナ・カリーナ的存在だったけど。

さて、余談になりますが
私も『繭の時間』という小説の中で
主人公の女性が 今日子さんの如く
脳機能にまで異変を来すことなくとも
一夜にして白髪になる恐怖体験をしたことで
探偵・・・ではなく、ストリッパーになる女性の話があります。
95年ぐらいに書いたものです。
その小説では
年下の男に繭の時間を提供することで
自分の恐怖を乗り越えることを 
主人公が知っていたのか、予定調和でしかないのかを 
あえて宙ブラリンにして書いてみたけど
この掟上今日子という推理小説も
宙ぶらりんという余韻の中に 読者が創る物語を
意図的に残しているのかもしれませんね。
更にその宙ぶらりん状態、判断停止エポーケーを
読者や視聴者に仕掛けていました。
劇中に登場する推理小説の大家が
自分の人生において 17歳で早逝した恋人を
シリーズ物でない単独作品に脇役で登場させ
この推理作家は生涯独身を通し、
自分の小説作品の中で添い遂げるように
そっと描くというロマンチックなサブストーリィ。
こういう仕掛けに思わずホロリとするのは 
私も老いたのだなと実感いたしました。

★ 暫し 一時的に隠しておいた 栗庵流人(短篇『灰色の肌をした異星人』)などを   復元しておきました ★
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anone あのね4話と5話 [小説と映画]

あのね
という書き出しをせざるをえないのであります。
4話の青葉るり子(小林聡美さん)の哀しい母の物語は 
物質的に豊かになり過ぎたこの国の歪みそのものでした。
こころを忘れた豊かさに モノに頼った 日本的でない豊さに
我々はいつしか 本当の豊かさを忘れたまま
地球の歳差運動に無防備に直面してしまうことへの警告のように
私は受け止めてしまった。
 身を切るようなせつなさ という
ドストエフスキーやセリーヌ、ヴォネガット以来、優れた小説家が
感情教育の最も鋭い感性への志向性を 坂元裕二さんは
リプレーを現代日本に蘇らせるために書いています。
立派な試みだし その試みは成功するでしょう。

 堕胎してしまった娘の幽霊と共に生きながら 一人息子からは
いともたやすく 邪魔者にされ 行き場を失くしたるり子さんが
贋の家族を 田中裕子さんの「あのね」さんを中心にして演じる。
それが5話です。
そして第5話で やっと はりかが 前髪を切りました。
広瀬すずさんも美少女の面目躍如です。
彦星君もはりか同様 現代日本の歪んだ豊かさの
犠牲者です。そして 江口のり子さん演じる、 あのねさんと
血の繋がらない娘の薄情さに やや戸惑いつつも
リプレー・瑛太さんの 歪んでいる日本社会なのだから
歪んでいる欲望を贋札づくりで報復しようという企みが
後半から 贋の家族に芽生えた豊かさを踏みにじるのか
どうなるか。昨今の小説では出会えない物語が 我々を待っています。

 複雑な物語など詐欺師の才能でしかない。
私は そう思うこともあります。
でもね。ここまで手が込んでくると その騙し方に付き合うほうが
どうせアホなら踊らなにゃ損々 となってしまう。
どうせドラマでしかないのだから。
物語を消費する生き物だから 人間は。
モノを買うのだってそこに物語を求めている。
さらにいえば
もしかすると 地球の歳差運動の間 人類は空中都市で
人口の4分の3は十年ぐらい健康的な冬眠をし
その間に睡眠学習というか睡眠人生を送らねばならない。
その予行演習であり 映画やドラマの作り手たちは
冬眠中のよくできた夢見を制作する準備をしているのかも。
さて。
余談ですが 松潤ドラマをちょっと観たら 腹話術の人形が出てましたね!
世間では 彼の顔はやっぱり腹話術の人形っぽいというのが
通説なのでしょうか? んなわけないのですが
以前このブログで そう書いてしまったので ギョッとしました。

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この冬も坂元脚本ドラマですね [映画 ]

去年は『逃げ恥』の猛烈なガッキー旋風の後
直後の『カルテット』という素晴らしい
想定外のドラマ盛り上がりでした。
この冬は さて どうかしら
そう思っていましたが いやはや
日テレですら 坂元裕二さんの脚本だと
フィルムタッチで 暗部の多い画作り
風力発電の終末的な有り様
お金を巡る発狂を こういう風に仕上げるかと
呆然としながら ヴェンダースだな
と 勝手に想いながら感心している。
ヴェンダースの『パリテキサス』と
『アメリカの友人』がセットになって蘇えってくる。
そして 贋札づくりだ。リプレーは坂元さんが
瑛太さんで完璧にやる気だ。
で 宮藤官九郎さんの盟友、大人計画の
阿部サダヲさんが いいのだ。
スタイリストへの水田監督の指示、ディレクション
素晴らしい!ダッフルコオト着て
人質になるなんてセンスいい。音楽もヴェンダースだし。

 イイ脚本だと 画作りに困らないのは
昔から定石だ。 

このクソッタレな世界を
愛おしい光景、つまりショットにして魅せる
技術というのは 感情教育を目的とする
映画やドラマにおける 職務みたいなものです。
その職務全うの気高さを感じ
私は 敬意を表してやまないのであります。
このドラマに参加したスタッフキャストの方々
よかったね。おめでとう。こんな職業上の幸福は
そう滅多にはないはずだから坂元大先生に感謝してね♪

 『anone』は a none だとしら どう翻訳しますか?
私の貧しい英語力では わからない。

 奈々緒さんがちょっと観たいので『BG』を観たけど
破滅的な脚本で もういい。
木村拓哉さんは
お医者さんと衣装が変わっただけね。
まぁ 高倉健さんと自分は同じと肚を据えたほうが 
いっそ潔い。頑張れ と呟いておこう。

おそらくシナリオライターの力量の問題もあるけれど 
シナリオコントロールできる優秀なプロデューサーが不在であり、
監督もそんな権限を委ねられていない状況が判る。

 競合分析をし ターゲット設定をある程度調査し裏をとり、
ターゲットを完璧に描写把握して
尚且つ 現在のトレンドの何とマッチングすべきかを
明確に説明できる文章を書けるか 言葉にできる人、
その上でキムタク起用を成功させる戦略を明示できる存在
それがプロデューサーであり
広告業界で言えばクリエィティブディレクタ-である。
ラグビーで言えばスタンドオフだ。
そういう人がいない現場だというのが 明らかに判る。
日テレは 坂元大先生にマルナゲドンにして大正解だった。
下手に日テレの局プロなんか入った日にゃ・・・・。

 『アンナチュラル』は野木さんオリジナルかな?
第三話は 異常に面白かった。斉藤洋介さんが
余りにも老けていたので 驚いたけど。

「カビの生えた古い解剖技術でした実績と
 俺の最新技術でしている実績を量で比べるなんて
 おまえ いい加減すぎる。日本の検察官なんて
 そんな詭弁を弄ぶのが仕事か」
みたいな 滅法小股の切れ上がった台詞が
井浦新さんでやってました。石原さとみさんじゃない。
ただ どうしてこう複雑さを絡ませ捲るのだろうか?
このドラマの登場人物も
どいつもこいつも劇的背景を背負ってやがる。
私も小説やシナリオを書く時 ホリという登場人物の
詳細なノオトを事前に用意します。特に長めのを書く時は。
だけどそれは概ね自分で映画にし 監督する時
役者さんに読ませる為でもあります。
が しかし
やはり其々の登場人物があたかも憑依しやすくするための
大切な仕込みです。だけど ありとあらゆる登場人物の
ホリを活かそうとするとそれは一つのストーリィだけでは
無理ですよね。或る主題、テーマに全ての物語が
最終的に収束されていくのなら分るけれど。

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この冬のドラマについて 平成30年 [映画 ]

勿論 Tverで視聴可能な範囲ですけどね。

肝心のドラマのTBSはこのクール外部の制作会社作品ばかり。
私の期待する金子さんも土井さんも坪井さんも春からの
作品に没頭されているらしい。

それでも『逃げ恥』の野木さん脚本の
『アンナチュラル』は 観ていくでしょう。
初回からぶっこみすぎですが 面白い。
しかし。 石原さとみさん だったかね?
以前面白くなかったけれど他局で
武井咲さんが法医学ドラマの主役をしていた時
彼女のクールビューティには ピッタリだった。
石原さんと野木さんのコンビで『重版出来』は
かなり調子がよかったし 役柄と石原さんの外貌が
フィットしていた。 法医学の若き女医さんってのは
相当なクールさ、鉄仮面ぶりが必要になる。
だから石原さんは一所懸命に仏頂面を拵えるのだが
う~んタラコ唇が・・・・気になって仕方ない。
かわいい おきゃんなタイプだからね。この女優さんは。
『坂の上の雲』の真之夫人もいつも深刻な表情していて
石原さとみさん向きではなかった。
早見あかりさんが そろそろこういうドラマで抜擢されると
いいんだけどねぇ~ と個人的には思う。
クールビュティーなら新垣結衣さんなのだが
『逃げ恥』のスクリューボールコメディで魅せた
のに 『コードブルー』に出て 法医学…は無いですね。
しかも映画版撮影してたし。
なんで『逃げ恥』の映画版創らなかったのか不思議ですな。
まぁ それはそれとして。

日テレのドラマには期待していないのだけれど
『anone』が ちょっといい感じ。いや これは
『カルテット』の坂元裕二さんの脚本だから二度観するはず。
an one 或る一人で 集約されていくだろうと
最初から思い込みで眺めている。そして誰もが一人だという。
だが 二回を観ると あのねさんという役柄は 
田中裕子さんだった。おうぅおう やっぱ田中裕子はすげぇえや。
しかも阿部サダヲさん あんぱんじゃなくて小林聡美さん 
ええぇえ火野正平さんまで出てる。はぁ瑛太さんもね。
初回から倍賞美津子さんも出てたし。
憶測でしかないが おそらく 日テレはTBSが 
金子土井坪井トリオを
この冬クール温存するのを知ってここぞと勝負に出たらしい。
因みに制作会社はワークスだけど 
水田伸生さんというディレクターは
日テレかな? まぁ坂元脚本だから『カルテット』の画質や
陰翳礼讃のライティングを選択することはありうるが
ロケ場所選択など かなり 巧い監督ですね。
ただね 上記TBSトリオ 特に坪井作品と比べると
編集の流れとリズムに合わないアングルがちょいと目立つ。
ここから狙うとカッコいいから じゃ 素人だ。
そんなのはCМディレクターふぜいがやることだ。
映画やドラマは繋がり具合だ。シーンとしてのコンセプト 
シークエンスとしてのコンセプトを
計算してアングルは選択されるべきだけど ね。
もっと上級になるとドラマ全体のタクティクス戦略にまで
貫かれるわけだが そんなこたぁ 小津とか溝口とかゴダールしか
達成できちゃいないから 求めやしやせんぜ。

ラーメン林家の店主?が始終ヘラヘラしていたのは
演出だろうか?あの役者さんがあーしたのだろうか?
どっさりモヤシラーメンなんぞ食わせる店らしい
想定外のリアリズムに出くわして感動してしまった。
もやしなんぞどっさり臆面もなくラーメンにのっけるような
ラーメン屋はあれでなくてはいけない。

しかし 広瀬すずさんの前髪が長すぎるのが 私は嫌いだ。

それはそれとして 三島由紀夫さんの『豊饒の海』を
最後の天人五衰まで読んだ後の an one の寂寞ぶりを
坂元裕二さんはおやりなるおつもりだろう と買い被る。
御視聴あそばす方々よ ご覚悟はよろしいか?

※ジャニタレ主演の弁護士ドラマは 初回観てしまいましたが
 駄目ですね。長塚さんが出たら直ぐ犯人判るしトリックも
 あの『trick』の蒔田さん監修とは思えないほど直ぐ分る始末。
 ごめん 松潤の顔って気味悪いんだ。人形みたいで。
 なんか腹話術の人形を四谷シモン先生が作ってしまいましたみたいな 
 怖さがある。イタダキマングースで笑ってる場合じゃない。

※ 『越路風吹物語』これは観ます。越路さんですから。
   越路さんと岩谷時子さんの物語だけでも面白い。
  ただ 問題は なんでドラマのテーマ曲を越路さんを
  演じる女優さんの声、歌唱でやるのか?
  越路さんの歌唱でやりゃあーいいじゃねーか と。

以上 妄言多謝。
スンマソンスンマソンララスンマソン♪
フニクラフニクラーララスンマソン♪

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寒中お見舞いもうしあげまする [小説と映画]

お寒うございますな。皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
明け早々超スーパームーンでございまして
ちょいと 危ない気配もありましたが
なんとかどうにか 恙なく めでたいことです。

さて。昨年は『カルテット』という名作から始まり
『わにとかげぎす』という秀作もありました。
極私的に申し上げれば
TBSの【坪井敏雄ディレクター】を発見したわけでございます。
嘗て TBSには【井下靖央ディレクター】という
『想い出つくり』というドラマで逆ズームを
劇的に使用した監督がいらっしゃいました。
その方がいらっしゃいましたので アタクシは
TBSを受験いたしましたが ハハハ不合格でした。
ドラマのTBSをディベートのテストでやりすぎました。
民放局が幾らベースが新聞社とて大本営発令の嘘を
ペンで戦い抜いたわけでもないのに
広告媒体にすぎない民放局が報道のTBSなどかたはらいたし!
と ちょっと つかこうへい芝居的に
熱弁を柄にもなく奮ってしまいました。
本当のことを 言っては 渡る世間はないのですね。
それにしても 
ドラマはTBSに限る!
『陸王』は原作が原作ですから 勧善懲悪で
市井の方々の喝采を存分に受けて弥栄。
あれで素晴らしい。だが若手の田中ディレクターの回には
顔の上下が切れるようなアップを多用しないどころか
必要なければ回避し、寧ろロングサイズを多用していて
志の高さに胸撫で下ろす次第でございました。
最終回は あぁぁ福沢御大ね。やっぱね。仕方ないやね。
そして 土井ディレクターのライフワーク『コウノドリ』は
あの「アタシシッパイシナイノデ」の嘘くさい医学ドラマより
遥かに 気高く 感情教育をドラマで果たしておられました。
遠藤周作の『母なるもの』 
ヴォネガットの『母なる夜』
という医学とは無縁の
偉大な小説における主題を 産科を舞台にして
真面目に 正面から 愚直に描かれていました。
その静かな闘志に 頭を垂れます。
No More Lonesome! 淋しいのはあなただけじゃない!
ヴォネガットの拡大家族計画の合言葉
ノーモアロンサムを 淋しいのはあなただけじゃない!
そう翻訳した伊東典夫さんは 素晴らしい!
私だったら 孤独何て真っ平だぜ と原書を読み過ごしただろう。
だが 淋しいのはあなただけじゃない!と訳したから
今でもそんな題名の漫画すら出てくる。市川森一さんが
それを題名にしたドラマをTBSで脚本書いてたはずです。
そして 2017シーズンの『コウノドリ』は
まさしく あなたは一人じゃないよ 淋しいのは
あなただけじゃない を至る局面で合言葉のように
発せられていました。 

半島の独裁国家のデブにも
No more Lonesome! 
と安倍首相はツィッターで語りかけりゃいい。
トランプの方がいいか。安倍さんと『千と千尋の神隠し』に
出てくる坊にそっくりな独裁者は仲がいいんだっけ既に♪
とっくに♪ ガンバレチィヨイゾボックラのナマカと
夜中首相官邸で二人はテレビ電話でベロベロに酔っぱらって
歌っている・・・・なんて 噂はございません。
ところで
三橋さんという経済評論家が ついにピンク罠で
捕縛されましたな。流石に共謀罪適用せんかったが
本当の事を語ると渡る世間は 無いのですね。
監獄の三橋さんに向けて【No more Lonesome!】

そして『監獄の御姫様』 リプレーに挑戦された
結果が まぁ いいじゃないっすか。
但し あの構成じゃなく コロンボのスタイルで
編年体構成でも ずっと面白くなっていたと思う。
回想形式ってやはり辛いね。伏線が解き放たれるって
そんな快感ないじゃない。編年体で最後の土壇場で
リプレー吾郎が ナイフの鞘はどうした
と思わず呟いてしまい 検事のミスを突っ込んだつもりが
実行犯であることを自分で白状していく
流れにも観ている方には無理がかからないはずなのだ。
コロンボのあの形式は それまでのミステリーの
謎解きを受け入れやすくした功績が大きい。
だからディアゴスティーニのコロンボのDVDを隔週で
あれだけ多くの人々が購入するのですよ。
シナリオ作りにも ちょっとしたマーケティングセンスって
必要だったりする? 
そう思う方は少ないか。
まっ いいか 
いいや どうでも。

では 今年も皆様にとって 素晴らしい年でありますように!

※ 株価が高い間は第二次朝鮮戦争は勃発しません。
  景気の良い時に 戦争する国は先進国にはいません。
  半島の独裁国家に無人戦闘機で上空から
  1億ドルほど
  ばら撒けば回避できる危機でありましょう。


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どーせアタシなんか ば、ばかよ [映画 ]

監獄の御姫様』が終了致しました。
最後の2回は二度観しても 足りないくらいでしたね。
「もう三か月もクリスマスイブみたいな気がすらぁ」という
吾郎の台詞が象徴するように この激しい回想ジグザグ構成は
果たして よかったのでありましょうか?

さて以下は 私の妄想であり推測であります。
このミステリードラマ成立を推理してみました。

まず リプレー・吾郎と名付けたくなるような主人公は
当初 『カルテット』で宮藤さんと共演した高橋一生さんだったはず。
高橋一生さんで パトリシア・ハイスミスの『太陽がいっぱい』や
『アメリカの友人』をやってみたい・・・官九郎さんは
きっとそう思ったに違いない。しかし 高橋さんは生憎
瀕死のフジテレビから早々にオファーがかかり そうはいかなかった。
じゃあ 塚本高史君でいいや。しかしクドカンさんの脳内では
どうしても高橋一生のリプレーが躍動してしまう。
つかもっちゃんでいいんだ!そう繰り返し言い聞かせていると
高橋リプレーを追い詰める刑事役に塚本君にと 性懲りもなく想う。
しかも塚本君だ 女装趣味の刑事役がいいはずだ と
『マンハッタンラブストーリー』の再現を目論む始末。
伊勢谷裕介さんは 良い役者だ。 それは認める。
しかしリプレーを演じるには育ちの良さが滲み出てしまうのだ。
『太陽がいっぱい』のアランドロンの滲み出る育ちの悪さ。
あれは 高橋一生にしかできない・・・・TBSのプロデューサーにねじ込むこと
数えきれなかっただろう。時にはフジテレビに手を廻し
タカハシを寄こせ!そうしたら月9書いてやるという文書を
何度郵便ポストに投函しそうになったことだろう。

しかし リプレー吾郎は育ちの良さが滲み出てしまう伊勢谷さん?!
こいつを いや この御坊ちゃま君を なんとか下衆にせなならん。

江戸川乳業をリストラされた社員の子供で 嘗てはチビ社長役を演じて
一世を風靡した子役時代・・・・
うぅぅぅ未だ高橋一生が抜けてないぞ俺・・・。
と宮藤は呟く。でもいいんだ。そこから這い上がり 世間知らずの
社長の娘をたぶらかす
イヒヒヒヒ ミステリーって下衆だなぁほんと。
いかん 下衆が高貴に振る舞わなくては 視聴者は認めないぞ
いや世間のパンピーなんぞどうでもいい。
向田邦子賞の審査員たちが認めやしない。
そこで 邪魔になった元恋人を殺す時
あの一人の英雄のために百万人の犠牲者が無駄死にしても
その英雄を英雄たらしめるには 何のためらいもないのだ
そう 神にとっては みたいな台詞。
ヒットラーとかナポレオンがいいそうだね。
でもリプレーは 言わないぞ そんなこと。

 昨日 ママンが死んだ。太陽がまぶしかったから
それは 噺が違うだろ! カミュじゃねーか 
大山金太郎じゃねーぞ。つかこうへいが 
ネッカイサツジンジケンでその手使ったろ。
・・・・でも向田邦子賞の審査員なら納得するかもしれない。

 高橋一生リプレーをどうにか頭の中から外したクドカンだったが

でさ 誰がリプレー吾郎を追い詰めるんだっけ?
女装趣味の刑事塚本?え なんで女装趣味だといいんだっけ?
脳内回路が一度崩壊している名優でもある宮藤官九郎は
何気なくつけたテレビで 梶芽衣子が出演している女囚セブンを眺める。
梶芽衣子まで出しておいて 黒皮の手帳かよ・・・
女囚さそりじゃねーのか・・・・剛力ちゃんさそりするの
あぁぁ しねーじゃん。なんなの しかもタカシマ弟が父親って何これ!
この手の怒りは宮藤官九郎クラスの作家には実は棚から牡丹餅である。
牡丹餅喰いまくりである。
俺なら さそりをさ 満島ちゃんがやるのさ。
でもさ 女囚で?彼女は女囚というか刑務官じゃん?
満島さんに鞭でひっぱたかれたいという欲情すら
作家の創作の炎をたぎらせる。
じゃあ 捕らわれた姫を助けるのは
七人のこびと じゃなくて 五人のおばさんでいいや♪
かくして 一気にシナリオの骨格はできあがる。
而して リプレー吾郎は 結局伊勢谷裕介氏に決まる。
女装趣味の刑事ならぬ検事役には塚本高史君・・・・だが
磯山Pから女装趣味は駄目という御達しが。
金子Pはオーケー牧場だったのに。
塚本サイドからか? ちきしょう やりたかったのに
女装して 内股になって 
「どーせ私は ば、ばかよ」っての!

 宮藤官九郎さんは 小学生時代の同級生に
馬場佳代さんという少女がいたのである。そして彼女は
滅法育ち過ぎた大きな小学生だったのである。
しかも 佳代さんという名前が哀しいくらい 色も黒く
背も高く プロレスラーにありがちな顔つきでもあった。
しかも 運命のいたずらか 馬場姓であった。
それでいて せつないほど引っ込み思案で おどおどしていた。
その同級生の口癖は 
どーせ 私は ば、ばかよッ!だったのだ。

彼女と塚本高史さんが外見上似ている点はなかったのだが
いかんせん マンハッタンラブストーリーで
奇妙な役設定を果敢にこなした俳優との久々の仕事が
脳内空間で 無理矢理な設定を用意することを
義務のような いや 強迫観念にしていたのであった。

そうか そういうことか

宮藤官九郎さんは 
いきつけの北区の精神科医の退行催眠から
目を覚ますと 漸く 小泉今日子さんの役名を
馬場かよにすることで
なんら問題も無いことに気付くのであった。
おしまい。


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造化の妙放出器官としての人間 その3で完了です [小説]

★ 相変わらずお読み苦しい点を予めお許し願います。これでこの物語は完結でぇす★

その検索すべき言葉を聴き終ると いきなり甘木氏は光溢れる視界を揺さぶられ 
「大丈夫ですか?」という女性の声が生々しく耳に注がれ、
観音様だか明るい神様だかのお声を聴いている時には感じなかった腰や背中の痛みに襲われ 
周囲の匂い、物音、皮膚の温度察知機能など
五官が一斉に反応し始めていた。そして目を開けた。三途の川を渡り損なったことを受け容れる準備ができたからだ。
すると目の前に髪をポニーテールにし、大きな目をした美しい女性の心配そうな顔が在った。
こういう美しい光景、女性に未だ遭えるわけだし 
今しがた体験していた幻想的な世界を信じて行うもよかろうと思い立ち、
「いやぁ 年甲斐もなく木登りして墜落してしまって ちょっと脳震盪でも起こしていたみたいです」そう言い、
太い枝を払いのけ 差し伸べられた女性の手を遠慮しつつ感謝の意を表しながら立ち上がった。
その美しい女性の親切にきちんと応じるために。
「わたしは これから下山するところなので 一緒に駅まで行きましょう。脳震盪だけかどうか判らないから 
病院が在ればお連れしますけど」 
美しい山ガールはどこまでも親切だった。おそらく看護師さんだろうと思いつつ ひょっとしたら女医さんかもしれない。
「ご親切にどうも。それでは麓までご一緒させてください。 医療関係の方ですか?」と甘木氏。
ポニーテールが良く似合う女性はニッコリしながら
「医療関係というか まぁ似たような・・・」そう応えつつ甘木氏の足元を鋭く観察した。ロープの存在だ。   
甘木氏はそれに気付かぬふりをしてナップサックを背負い服に着いた泥を叩くことに専念していた。運よく 
「まさこぉぉ」と呼ぶ声がした。まさこと呼ばれた美しい女性は自分の所在を示すべく大きな声で叫んでいた。
その隙にロープを足で蹴飛ばして叢へ葬った。仲間らしい山ガールたちが二人降りてきた。
体を揺す振られて目を開けた時にまさこさん以外のどちらかだったらおそらく甘木氏は死んだふりをしていたかもしれない。
やはり自分は運が未だいいらしい。とりあえず 自称アラサー三人組に先導されて駅まで着いた。
まさこさんは ちらりちらりと甘木氏を観る。
それを好意以上の感情を込めた視線だと受け取る不躾さを抑えるのにひと苦労だった。
「まさこは ヒーラーなんですよ。怪我している人とか痛みを持っている人を観ると
その痛みをヒールアウトしたくなる癖が在るの」 
甘木氏の不躾さを読み取ったような意地悪い細い目を光らして一人の四十女が謂った。
下山する間の会話でまさこさんを含めた女子大の同級生三人組が平日に四十女で独身という者同志で山登りしていることを聞いた。
甘木氏の素性はだいたい十年前ぐらいのコピーライターをしている時分の身上で誤魔化した。
名刺交換などすることなく 甘木氏は 「家内に電話してきます」そう言って礼を述べたなり足早に彼女たちから逃れた。
本当は 礼をすべく新宿辺りで御馳走すべきだと思うけれど手元不如意で
ファーストフード店の珈琲でもてなすなんてことを想像しただけでゾッとした。 
家内?私には いませんよ そんなもの、まさこさん・・・・そういう独り言を結局 帰る道中ずっとしていた。

 二度と帰る予定にしていなかった部屋に戻ると甘木氏は 早速パソコンに向かい あの検索すべき言葉を調べた。
あんな珍妙な言葉で検索エンジンがヒットするサイトを見つけ出すとは半分思っていなかったが 
なるほど 一件だけヒットするサイトが検索された。
そして そのサイトに繋がると次から次へと質問が表示された。
山の中で聞いたあの声の主から教わったことを回答していればよかった。
そして最後の質問に答えると 
還著於本人・斥力プラズマバリア防衛システム設計図データと想念の力解説動画データを
ダウンロードしてくださいというミッションが表示され それに従った。
設計図データを3Dプリンターに接続すればプラスチック製のオブジェが出来上がるらしい。
いやオブジェではないのだ。この出来上がった還著於本人・防衛システムに向かって
観音経の白文を日本語音で唱えると不可思議な機能を発揮するらしい。
といって自宅で3Dプリンターを買い揃えるカネが手元になかった。
甘木氏は瞑想、想念の力の解説動画を観ながら毎日行い、十日ほどすると
今まで連絡しても担当者に居留守すら遣われていた会社から突然電話が入り 広告の仕事が入った。
続けざまに 嘗て仲の良かった制作会社からもテレビCM企画の大きな仕事も転がり込んできた。
それらのギャラが確実になったのでクレジットカードを使ってなんとか 
3Dプリンターを買い揃えた。そして早速 成型し、甘木氏は 観音経を全文読誦した。
別にそうしたからといって何も変わりはしなかった。

 しかし甘木氏の自宅のメールアドレスには あの検索ワードと一緒にそのサイトからの指令で
甘木氏に連絡し 還著於本人・斥力プラズマバリア防衛システムを求めよというのでメールをしてきた者が
十人揃った。
その中に○○雅子と言う名の女性がいた。
甘木氏は まさか・・・と思ったがその女性にも郵送した。其々十名の方々には 
観音経全文、経典を見ながら声を出して読むことの大切さを 
あの声の主から教えられた通りを書き記したメモを添えた。 勿論、思い上がるなについても。
半信半疑ではあったけれど
甘木氏は更に受け取るメールに対応し続けた。
ほどなくして 宝くじで一等賞金が転がり込んできた。広告仕事も順調だったので 
宝くじの賞金は概ね五千六百七十人の仲間に送り届ける為に使い、
勿論 両親に孝養する為に遣った。

そんなある日 日本に向かって某国の核弾頭ミサイルが発射された。
その日 甘木氏はあの雅子さんと初めてデートをしていた。
二人が仲睦まじく神田の老舗蕎麦屋で食事をしている時、
某国は自軍が放った核弾頭ミサイルによって壊滅状態に陥っていた。そんなこととはつゆ知らず
「こんな風にあなたとデートしたら 思い上がりになるかな?」と 甘木氏は雅子さんに訊いていた。
雅子さんは 「私はそうとは 思えませんわ」 と 静かに応えてくれた。
次の日から二人は五万六千七百人に還著於本人・斥力プラズマバリア防衛システムを配布する役目を共に
力を合わせて果たす決意をすることになる。
そして 結婚し二人の未来を一つにすることにもなるだろう。
 《完》



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造化の妙放出器官としての人間 その2 [小説]

★ 今日から 長めにアップします。お見苦しい点を予めお断り申し上げます ★

「まぁ 観音様だよ。それでいい。五次元以上の存在だからな。あのな あの蛇のような目をしたツチノコ体形の、汝が謂うところの疫病神男、
あいつは確かに悪の御用をしに汝に近づいてきた者じゃが あれがおらんと汝は 本当に為すべき事へ向かわずに 
やれ広告代理店の社長だとか 映画のプロデューサーだ監督だとか言って 結婚離婚を繰り返し派手な人生を幸福だと
思い込んでしまうところだったのじゃ。
まぁこの方から差し向けたといってもよかろう。憎むことはないぞ。適当に許してやれ。適当に。
それでじゃ 汝の役目をそろそろ果たさせるから これからこの方が言うことを素直におやり。カネの心配など直ぐに無くなる。
寧ろこれから汝がする御用の為にはカネも必要だし 汝も老いた親たちに孝行もしたかろう その心忘れるでないぞ」 

なんともいい心持ちにさせてくれる幻聴だろう。素敵な音楽が死ぬ直前に流れてきたら天国行きだというけれど 
しめしめ自分はそっちだ。甘木氏は思わずほくそ笑んだ。すると
「何をニヤついておる。 よいか我善し自己中は厳禁だぞ。現金を確かに手にするけど」と言うとホッホホとお笑いになった。
明るい神様だなぁと甘木氏はますます嬉しくなっていた。
「汝の御用は 観音経に出てくる呪詛毒薬 所欲害身者 念彼観音力 還著於本人てのがあろがな。
その還著於本人・斥力プラズマバリア防衛システムというのを拵えて そうさな 手始めに日本で五千六百七十人の者に
その還著於本人ナンタラを持たせて 汝の如く観音経偈頌でよいから毎日唱えさせるようにするのじゃ。
そうするとな 或る国が核弾頭ミサイルを撃ち込んできよるとな 還著於本人、つまり核ミサイルが撃った本人、国に向かって 
撥ね返っていきよる。幾ら日本に撃ち込んでも結果は同じじゃ。撃つだけ損じゃ。日本は一挙に世界最強の国になるぞ。
それでも 思い上がっちゃいかんのじゃ。思い上がると竹箆返しが倍返し。そこんとこ、よぉおおく肝に銘ずるように。
仲間にもそう強く 仕込め。仲間を十倍ぐらいにさせるから
インターネット中にその還著於本人・斥力プラズマバリア防衛システムの所在を明らかにさせて 
日本がこの防衛システムを憲法第九条と併せてほぼ無償で提供し 国際連合に代わる世界平和連合の盟主国になろうという運動を指揮せよ。 
汝を無駄に広告代理店に勤めさせたり、映画監督やプロデューサーやシナリオライターやらで いい線いかせてたり させていないんだよ。
お楽しみはこりから こりから じゃ」 
 
 甘木氏は観音様だか明るい神様だか判らないけれどエンジニアでもない自分がどうやってそんな斥力プラズマバリア防衛システム
なんて代物を拵えることができると思われているのだろうか? 恐る恐る伺おうとしたら
「判っておるがな。心配ご無用。目を覚ましたら家に帰ってインターネットで 検索すべき言葉をこの後に授けるから、
今少し この方の話を静聴せよ。
 どうして観音経でいいのか なんで音訓まぜまぜの読み方でいいのか 疑問に思わないかい?サンスクリット原音でなくてはとか? 
そこなんだね。日本語ってのは、五十音ってのは 言霊の力としてカタカムナやフトマニを込めてあるから ちょっと他の国の言語とは違うのだよ。
日本語のような言霊の力に迫ろうとして人工的にラテン語を拵えたようだけど 宗教言語止まりだったね。サンスクリットもそうだけど。 
だから いいか それゆえにこそ 決して思い上がるなよ
思い上がると竹箆返し倍返し 念じて置けよ。八紘一宇とか美辞麗句で天狗気取りは鼻ポキン、それどころか 原爆までお見舞いされただろ? 
あれは思い上がるとどうなるか 五次元以上の存在からのお示しだとくれぐれも仲間に訓導するのだ!それも汝の一等大事な役目だぞ。

 斥力 知ってるかい? 引力だけだったら人間もなんもかも地面に埋まってるからな。斥力が無いと重力片手落ちじゃ。
反重力なんて謂うてはいかんな。宇宙に善と悪が反発しあっているというイメージでは 駄目じゃぞ。
宇宙のシステム原理は【相補性】と 
バックミンスター・フラーが言うておる。勾玉を二つ合わせて一つの円を完成させるタオ、道と 中国でも言うておる。
斥力と引力を相補性で受け入れるのが三次元宇宙での物質化の原則じゃがな しかし それを一方だけ強めて遣う生き物がいる。解かるか?」
甘木氏は「鳥、昆虫・・・猫も偶にやりますね」と応えた。理系でない自分がどうしたわけだ? あぁそうか 
福音書のイエスが明日を患うこと勿れと説いた時に鳥を観よと仰ったのは 鳥が危機を察すると一瞬で飛び立てる姿から
人間もその能力を解析せよと説かれたのだと、とんでもないことを言う牧師兼物理学者の三浦賢人師を取材した時に訊いたからだった。

「人生無駄道なんぞ無いだろ? 雑誌記者させたら 落ちぶれた落ちぶれたと嘆いていたぞ 汝は。
それはそれとして 鳥にしろ飛ぶ昆虫にしろ彼らは或る音を発することで斥力を遣うんじゃ。 
音 は 三次元宇宙において そういう役割を果たす基本原理が在るわけじゃ。
観音様、妙音様と法華経でも音が名前に入っている菩薩がおるじゃろ。
まぁその詳細は汝でなくて ひふみ祝詞を唱えるような理論物理学者を選んでおる、そちらに役目があろうから 
まぁとりあえず 聞いておけ。
後は汝の身の上にも関わることじゃ。よく聞けよ。
人間といういのはそもそもこの宇宙での役割を自覚しておらん。
何度も生まれ変わるカルマの解消だとかまぁ言うておるけど、それは人間の趣味趣向のようなものでな、
そろそろ役目を自覚せねばならない。
人間の脳細胞、殆ど一割も使わないで死ぬのだぞ。後の九割無駄か?
いやいや人間の役割は九割分誰しもきちんと果たしておるさ。
それは造化の妙、この大宇宙の恵みと美と力の美座を織りなす無限の力が三次元宇宙にお出ましになる時に
人類のエーテル体にある肉体でいえば尾てい骨あたりの赤いチャクラか頭頂部あたりの紫色のチャクラから入って
額の第三の目、造化の妙放出器官としての藍色のチャクラから三次元宇宙へ入られる。
三次元宇宙で造化の妙は物質化エナジーを持った言語体系、
ロゴスとしてこの三次元宇宙の構成要素である正四面体をした素領域を満たし、
言語体系に沿って素領域を次々と繋ぎ合わせ形を作る。
素粒子たちがその素領域の構造体に集まり、物質化エナジーを模してエナジーを動きとして現わす。
まぁ造化の妙放出器官として今までは無自覚でもよいということにして カルマだとか輪廻転生を愉しませておったのだが 
地球殿の歳差運動も迫ってきておるから自覚させねばならぬ時節となった。
そのためには瞑想、想念の力を正しく使う必要がある。
汝は瞑想の呼吸法などはとうに身につけさせておるからその解説の動画を観て やってみなされ。
造化の妙と共に三次元における物質化という創造の喜びを分かち合う存在になれるぞ。だからといって 
よいか くれぐれも言うておくぞ。断固として 思い上がるな! ひたすら思い遣り深くあれ!この事を体現せねばならぬのだ!
自己中我慾の我利我利亡者になって喜び分かち合う目的を失すれば 救いようの無いことになるから 
まぁその危険性についても解説動画で
導師が語っておるから 繰り返し観て省みることだ。省みることを忘れたら終いだと思えよ。 
付け足しておくと観音経や般若心経は 心から恐怖不安を取り除かせる功徳がある。お経の意味内容がそうじゃろ?
人類の心に恐怖不安が減じれば減ずるほど 造化の妙も恐怖不安を物質化する必要が無くなるわけじゃ。
さて インターネットで検索すべき言葉を教えておくぞ。それは・・・」


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造化の妙放出器官としての人間 その1 [小説]

★以前書いた原稿用紙20枚程度の短篇を 今夜から掲載します。コピペ作業でね★

東京近郊の山林で 平日の午後にナップサックを背負った中年、
年齢的には初老ということにもなる甘木氏が
樹木の下に行っては掌をあて枝振りを検め 時には枝に両手でぶら下がり全体重をかけて強度を確かめていた。
漸く彼の目的に適う大木の下でナップサックをおろし 太いロープを取り出して壮年期と言える大木から伸びる
彼の手で三握り半はある枝に渡し掛けて、輪を拵えた。後はこの世とおさらば するための跳躍台を調達するだけだった。
生憎登山道からかなり分け入った場所には彼が想定していた石油缶などあるわけもなく 
なんとかその大木の枝から両手でロープの輪を掴んで懸垂で頭をくぐらせそうな気がしたので 
予定通り妙法蓮華経の観世音菩薩普門品を静かに読誦した。甘木氏は全文を暗唱していたので お経本は不要だった。
 
思えば彼の人生は強運と好運の連続であったが 
いつもあの疫病神男のお蔭で折角の大チャンスを取り逃がすような目にあっているうちに
いよいよこういう次第になったわけだが 甘木氏は最早その男の顔すら思い起こしたくなかったので
気分よく観音経を読んだ。そして跳躍。と、その直後に背後から
「やめとけ!」 と一声を浴びせかけられた。甘木氏は反射的に目的方向から視線が逸れ 
跳躍は半端になり両手はロープの輪を掴んだが目標としていたよりも遥かに下だった。
それでも懸垂を試みたけれど彼が全体重をかけてもビクともしなかったはずの太い枝は突然折れ、
甘木氏は大木の根元へ落ちると仰向けになりその上に太い枝が常緑の葉をたっぷりたたえたまま ドサッと直撃した。
甘木氏は事前に人影を周到に注意していたのに 誰だろうと朦朧としてきた意識のまま声の主を探った。
しかし彼の目に入ってきたのはまだ童貞?ぐらいの若い猫だった。
なで肩のかしこまったような猫座りで顎を上げ甘木氏の方を向いて口をもごもごさせていた。

「猫が喋るか!」と声が上から降ってきた。甘木氏は上を向いた。
木々の緑の向こうに葉巻型をしたUFOが浮かんでいるのが見えた。と次の瞬間彼は気を失った。
 
光溢れる夢を見ているのか なんとか三途の川を渡る所へ達したのかと思うのだが 
どうも横臥したままで眠い。あの世への船に乗り遅れるかもしれないという焦りも生じていた。
すると光溢れる彼方から声が響き渡ってきた。
「汝は未だすることがあるだろうに 早まるな」 
甘木氏は「あぁ神様 いや観音様でしたか」と寝ぼけ面で嬉しげに声を裏返して応えた。



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二度観てしまうドラマ [小説と映画]

去年は 『逃げるは恥だが役に立つ』と『カルテット』を
TVerで観られる一週間の間 二度観てましたが
この秋は 『コウノドリ』と『陸王』ですね。
吉行淳之介さんは 「再読の価値ある小説は 正しい」
と仰ってました。「再読する度に新しい発見をしてしまうのは
新作でも古典だ」と。又「古典と称されていても 再読し難い
作品も私にとって幾らでもある」by吉行淳之介。

上記4作品のテレビドラマは おそらく
ドラマとして「正しい」のかもしれません。
但し私が吉行先生ほどの批評能力があるわけでは
ないので 甚だおこがましいのですけれど。

『陸王』は 『小さな巨人』や『半沢直樹』を制作した演出陣。
市川右團次さんがご出演されていても 歌舞伎芝居を
抑制しているのが 面白いです。しかも
目の芝居が必然となる以外は アップサイズを控えめにし
ロングサイズを多用しているところが 私は好感を持ってしまう。
ストーリィラインは 勧善懲悪ですが 悪い銀行員君でさえも
おぉぉ こう変わるか という辺りは なかなかですね。

 本来阿川佐和子さんが 足袋屋さんの社長夫人が穏当ですが
敢えて壇ふみさんを気風のいい姐さん社員役にしなかったのは
正解でした。阿川さんがあそこまで芝居心があったとは
意外でした。お見事です。阿川さんとキャスティングされた方に
拍手です♪ 『下町ロケット』以来のモノ創りドラマ。
マーケティングと言う仕事も そういう面白さ、
モノ創りのシナリオを描くことが
とても愉しい仕事でした。

『コウノドリ』
先々週の死産の回は 殊更観直しました。
洋菓子屋さん夫妻を演じた 深水元喜さんと篠原ゆき子さんが
共に好演されていたのは ネット上でも話題でした。
このお二人で『自虐の詩』を再度トライしたい・・・と
思うプロデューサーは いないかなぁ と思いました。
深水さんで『ゴルゴ』ってのも いいかもしれません。
このドラマでも「殺し屋」と反応されてしまうケーキ職人でしたし。

 医療系ドラマは 『コードブルー』にしろ『ドクターX』にしても
高視聴率らしいですが 『コウノドリ』は
ドラマの深さが ちょっと他局の2作品とは違うように
私は思います。医師に死生観まで任せることの切なさ 
危うさ それに向き合うことしか
できないのが ドラマの作り手としての限界。
それでも 心の洗濯屋さんたるドラマの作り手たちは
せめて 医師たちに死生観まで背負わせてしまうことを
世間の人々に訴えかけることは 臆せず為すべきなのでしょう。
このドラマの原作漫画の作家さんも 心の洗濯屋さんとして
そうせざるを得なかったでしょう。

意外なことに大好きなクドカンさんのドラマを二度観してません。
二度観すれば 台詞の中にきっとある芸の細やかさに
気付くのかもしれませんね。それにしても子役の使い方が巧い。
そして このまま今年のクリスマスからの回想で
ドラマの結末が どうなるのかは 未だ予測がつきません。
『カルテット』も最後から3作め辺りからガラガラと急展開し
素晴らしいカタルシスへと我々を誘ったチームですので
愉しみですね。

 綾瀬はるかさん主演の『奥様は取扱い注意』は
毎回 綾瀬さんの吹き替え無しのアクションシーンのみ
その場で繰り返し観ます。
ただ話が・・・・作り込み過ぎていて嘘くさい。
嘘がばれるのが怖くて嘘の上塗りするが如し。
どうも私には感情移入し辛い。
本田翼さんは 『ワニトカゲギス』の時の方が
数倍 いや数十倍良い。TBSの坪井ディレクターさんは
主演女優(本田翼さん)の顔に影が降りても
その影を活かして本田さんを美しく撮る腕がある。
フェルメールライティングを大切にすると
そうなるのです。
綾瀬はるかさんと坪井ディレクターさんは
『わたしを離さないで』で組んでいましたっけ?
そういえば 私はブログで『わたしを離さないで』について
書いた折り 原作者のイシグロさんの方が
村上春樹さんよりノーベル文学賞を受賞するのは
早いような気がするって書いてたんですよ。
やったぁあ 預言的中!って 莫迦な私。
忙中閑ありとて妄言多謝。失礼をば致しました。


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